商標登録におけるデメリットはあるのか
商標登録をすることによって、知的財産を守ることができます。
その効力も永久的ですから多くのメリットがあると考えても良いでしょう。
では、商標登録をすることにおけるデメリットというものはないのでしょうか。
ここでは、そんなデメリットとなりうる点について考えてみましょう。
商標登録作業と費用の問題について
まずは費用です。
登録をするのは無料ではありません。
申請をしていただく上において、印紙代が必要となります。合計で33900円となっていますので、費用はゼロではないということがいえるでしょう。
さらには、事務所などに依頼をすればそこでまた費用はかかってくるかと思います。
第三者の侵害や無断使用を避けることができる登録ですから、それらを考えると高いとは言い切れない金額ともいえるでしょう。
登録許可までの時間について
次にデメリットとして考えられるのが時間です。
登録をしてからスムーズに進んだと仮定をしても半年近くかかると考えておいたほうが良いでしょう。
この理由についてですが、実は商標を登録したいという方が特許庁に申請を出す数が非常に多いというのが現状なのです。
順次審査を行っていても、この程度の期間がかかってしまうというわけです。
半年ほどの時間はかかるとはいえ、認可をうければ永久的な効力を持つものですからこれを長いと判断するのは難しいかもしれません。
大きなデメリットはない
今回は、デメリットという点について考えていきましたが、大きなものはなかったかと思います。
まず申請者側が大きな損害を被る可能性はゼロといってよいかと思いますので、行っておいて損はないといえるでしょう。
詳細の部分については、相談などを受け付けている事務所も多いので取り入れて検討していくのも良いかもしれません。